教育総研‘s EYE【図書館編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【図書館編】

全国の自治体や大学で図書館の新設が増えている。そこでオフィス家具大手のイトーキが動き出した。カルテ管理技術を応用したシステムだ。

筆者の近所には図書館の分室がある。分室だから蔵書は当然少ない。本との「出会い」は期待薄だ。しかしうちの子供達は図書館のヘビーユーザーだ。それは予約をフル活用しているからだ。子供には本と触れ合う機会を十分提供したいがうちの中のスペースも予算も限られている。だから図書館の予約システムを利用して取り寄せて借りている。まさにこれは公共の図書館を「うちの書棚」化している状態と言えよう。蔵書は市内全域の図書館がオンラインでつながっているのだから充実この上ない。難点は開館時間だったが、イトーキのシステムが解決してくれる。
これを機会に自治体の担当者には経費の有効活用を再考願いたい。各所の図書館をスケールダウンし、不動産費を削減しシステムの導入費用に充てる。蔵書の量は大切だが、市内全域でもっと共有レベルが上がれば冊数は削減でき、その分珍しい本への購入費用にも充てられるのではないだろうか。つまり質の向上につながる。
本は知識が集約されている。人類の宝だ。若者の本離れが嘆かれて久しい。これを機に本へのハードルが大きく下がることを切に願う。

【開催間近】
教育総研では地方創生のためのイノベーション人材を育成するために各地でセミナーを
行っています。83日(金)は広島です。イベントページをご覧ください。


教育総研‘s EYE【ロケ撮影編】


~イノベーションの芽を感じる【ロケ撮影編】

ウエディングビジネス業界でロケーション撮影プランが人気だそうだ。式とは別の日程で好きな場所で撮影してもらうサービスが伸びている。
http://www.world-laviephoto.com/

海外にまでは行かないまでも、二人が好きな場所で好きなように写真を撮る。そしてアルバムにしたり式の余興で流したりと活用方法は様々だ。当然インスタ効果でSNSへもアップし情報発信するカップルも多い。

モノからコトへの消費が結婚式にも広がっている。そもそも結婚式は「コト」だ。「コト」の証となっていた引き出モノもすっかり小さく軽くなり、存在意義すら問われている。今こそ、結婚式の目的は何か、ユーザー(当事者)は何を求めているのかを問い直す必要があるのだろう。

【開催間近】
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教育総研‘s EYE【プリンター編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【プリンター編】

そうか!!こんな専門機器もあるんだなぁと感心した。調剤業務向けのプリンターだ。

調剤の現場では様々な印刷が必要になっている。サイズが様々な薬袋、処方箋、薬の情報や領収書。用途も多様だしサイズは一般のオフィスの比ではないだろう。
何より文字の読みやすさと正確さ。インクのカスレなどは後で大きな問題を引き起こしかねないリスクとなろう。つまりプリント精度が重要な現場と考えられる。大規模な病院ではアマゾンの倉庫並みの正確さと速さが必要であるに違いない。。。

オンラインで病院とつながり、自動販売機並みの調剤機になってQRコードで自分の薬をどこでも出せるようになる日は近い、、かな。

昔、子供のころ、近所の診療所では看護師さんなのか薬剤師さんなのか不明な人が(失礼)薬を油紙で手折りしてくれた。袋の患者名は手書き。達筆すぎて(?)自分のものかよく分からないまま熱でボーっとした状態でもらって帰っていた。ああ、昭和だなぁ。。

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教育総研‘s EYE【電卓編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【電卓編】

カシオ計算機の創業4兄弟三男で会長の樫尾和雄氏が旅立たれた。和雄会長は「カシオはゼロからイチをつくってきた会社であり、今までなかったものの開発を続けてきた」と自負されていたと言う。


カシオのHPを読んでいて興味深い一文があった。有名な第一号機14-Aの試作機では当時主流だった歯車式とは一線を画し、すべて電気回路で処理する画期的なものだった。歯車であれば高速回転に伴い当然ながら騒音が発生する。しかし電気式であったため静音化できたのだ。このことは今の電気自動車の出現とオーバーラップする。
自動車には騒音がつきもの。しかし電気式にすることによりほとんどエンジン音が聞こえなくなった。
動力はモーター(歯車)と思い込んでいれば電気自動車は発想されなかったかもしれない。しかし電気で走るクルマは昔から存在した。技術の発達と共に開発が進み、公道を走れる実機として当たり前になった今がある。
電卓一号機14-Aはオフィスのデスクほども大きかったが、今では手のひらサイズになった。車のボンネットを開けるとエンジンルームは驚くほどスカスカだ。技術の発展は空間を生み出すこともができるのだ。

【間もなく開催】
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教育総研‘s EYE【小学校編】


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~イノベーションの芽を感じる【小学校編】

2020年に小学校でプログラミング教育が必修化される。それを受けて様々な企業が教材を提供され始めている。環境変化の大波は確実に小学校の現場にもやってきている。


秀逸な教材の開発は喜ばしいことだが、教師の適正や能力はどうなのか。英語教育義務化目前で、今年から英語教育に力を入れる学校が多い。ALT講師の数不足も課題で、福岡ではロボットによる授業がニュースになっていた。教師は隣で生徒と一緒に喜んでいないで危機感を持つべきだろう。

 これからの未来を担う子供達に最も影響力のある「学校」で、子供達を指導する教師が「世間知らず」ではどうなるのか。英語もプログラミングも環境変化がこうだからこう役立つんだという豊富な事例を併せて教えることが必要だろう。ツールはあくまでツール。武器は使い方を知らなければ無用の長物だ。

【開催間近】
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教育総研‘s EYE【書籍編】


~イノベーションの芽を感じる【書籍編】

一世を風靡した「ブルーオーシャン戦略」から3年。続編「ブルーオーシャン・シフト」が発売されて有名書店では当然ながら平積みになっている。

日経産業新聞「私の本棚」でジェネックスパートナーズ会長の真木和俊氏がこの本を紹介している。中でも真木氏は「いかにして人間らしさをビジネスモデルに組み入れるかに言及しているところがこの本の神髄だ」としている。また、「従来の顧客が指摘すらしない、商品やサービスの不快さと苦痛に気付くこと」がシフトの出発点であるとこの本では指摘されている。大いに共感するところだ。例えばトイレットペーパーのパッケージが大きくて持ち運びの大変さは当たり前と思われているが、それは顧客にとっての大きな苦痛であり、業界は「そんなもんだ」と放置している、との事例が紹介されている。このようなことはまだまだその辺に転がっている。

イノベーションは何か、どこから始めればよいかを考えるにあたり、当たり前のことに気付かせてくれる良書だ。



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<鹿児島開催>地方創生!新しい市場の見つけ方~地方に学びの土壌をつくろう~

教育総研‘s EYE【自動チェックイン機編】


~イノベーションの芽を感じる【自動チェックイン機編】

 ホテルのフロントマンがいよいよ不要になるのかもしれない。

 これまでも、ビジネスホテルでは自動精算機の設置が多くなってきていたが、チェックイン時はフロントでというスタイルだった。夕方の込み合う時間帯では長蛇の列ができていて、長距離移動後の疲れを増幅させていた。チェックイン機を使うためには旅行サイトなどで予約した時に発行されるQRコードがあればよい。法改正により、宿泊者名簿の正確な記載が必要となるが、そもそも旅行サイトではカードで支払うために本人登録してあるのだから正確性は増すと考えられる。刑事ドラマによくあるデタラメな住所や名前のケースも軽減するだろう。利用客にとっても面倒が一つ減る。

 最近出版された「ブルーオーシャンシフト」の中で、シチズンMホテルの事例が登場する。既存の仕組みを一から考え直し、撤廃・削減するサービスを洗い出すのだ。旅慣れた旅行者が真っ先に不要と思うものはフロントでのチェックイン作業とある。他にも、コンシェルジュが挙がっていた。理由は何かを調べる時、彼らは自分が使っているのと同じ検索サイトで調べているからというから笑えない。

 今もホテルマンは人気の職種の一つだろうが、単なる予約をチェックするだけの人は不要になる。数をこなすだけで笑顔も愛想も無いスタッフなど、ホテルに限らずサービス業界からの退出を余儀なくされる。

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教育総研‘s EYE【ホームクラウド編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【ホームクラウド編】

最近気になるCMがある。パナソニックのディーガだ。スマホの写真を家のTVレコーダー(表現が古いか、、)に保存できる機能があるという。

どこの家庭でも増え続ける大量の写真保存は大きな課題だ。筆者は仕事のデータのバックアップも兼ねて外付けハードディスクを使用しているが、写真を見るためにはPCが必要なためほとんど見ない。見られる写真は現実的にはスマホに保存してあるものだけだ。今や家族の全員がスマホを持ち、日々写真を気軽に撮っているため、写真は際限なく増え続ける。写真を撮ることへのハードルは下がったが、気軽に見ることは難しくなったと言えよう。それをディーガが解決してくれそうだ。

 家電はまだまだ進化できる。以前読んだ大前研一氏の著書に、一つひとつの機能を分解して考えれば、リビングの家電は一つでいいと書いてあった。テレビ、オーディオ、拡張ハードディスクはディーガで一つにできるということだ。機械に疎い一般の人でもNASと聞くと腰が引けるがDVDレコーダーなら取り入れやすい。

 

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教育総研‘s EYE【勝ち組企業編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【勝ち組企業編】

615日付けの日経産業新聞に「日本企業の新・勝ち組モデル」とは」という記事が掲載されていた。一橋大学大学院特任教授 名和高司氏による解説だ。

 名和氏によれば、「新・勝ち組企業の条件」は、工場などで蓄積した技術や日本ならではの現場力を活かしつつ、いかに最先端のIT技術と融合させていくかが、今後も成長を続けるために必要だとしている。



        




記事の中で、スーパーバイザーの役割について言及されている。従来型のスーパーバイザー(SV)は担当する店舗を訪れ、課題や改善点を指摘する役割であったが、ファーストリテイリングに代表される勝ち組企業においてのSVの役割は「新たな工夫を聞き、面白いアイデアがあれば本部に持ち帰る」というもの。今必要とされている経営モデルでは事業モデルを構想するためのイノベーションが欠かせない。勝ち組企業に倣い、自社のSVの役割定義を改めるところからならどの企業でも始められるのではないだろうか。

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教育総研‘s EYE【飛行機編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【飛行機編】

ホンダジェットに新型機が登場した。自動車メーカーが創る飛行機だ。1000機売らないと収益化できないと言われるこの業界で未だ累計84機が運用されているに過ぎない。しかし、「HONDA」が手掛けたことに意味がある。


ホンダの始まりは自転車に動力を付けたところからというのは有名な話だ。本田宗一郎の武勇伝には夢と希望が溢れている。
http://www.honda.co.jp/50years-history/limitlessdreams/encounter/index.html

こんなホンダだからこそ「空飛ぶ車」を造ったのだろう。ホンダイズムは健在だ。売り上げが立つことはビジネスとしては大切だ。しかし夢があるからこそアイデアも湧いて出るのではないだろうか。
飛行機が宇宙に飛び出すことをやってのけたのはヴァージングループのブランソン会長だ。空を飛べるんだから宇宙にもいけるんじゃないか、持ち前の少年の心で単純にそう思ったのかもと信じたい。
車も飛行機も移動手段だ。同じ飛ぶなら空も宇宙も同じだ。その単純な考え方が新しい発想を後押しする。
「飛行機を作っていても宇宙には行けません」とたとえ話をするが、その話はもう封印しなくてならない。限界とは自分がつくりだすものに過ぎない。

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教育総研‘s EYE【ペン編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【ペン編】

日本の文房具の進化はどこまで続くのだろう。色鮮やかで多色展開、書きやすくて多機能。ゼブラがまた新しい機能を追加したペンを発売した。


最近の女子中高生のペンケースは二個持ちが普通だ。筆者の長女のペンケースも2個持ちで一つひとつが丸々としている。中にはカラフルなペンが満載だ。
授業を聞きながらノートを取るのにどの色で書こうかな、と楽しく悩んでいる姿が想像できる。楽しいことは良いことだ。彼女は最適な文房具を選択することで勉強していると感じているだろう。
しかし、親の目線は違う。使うのは子供だが費用を出すのは親だ。費用対効果は重要だ。
文房具の最適化を考える時間があったら成績を上げる時間に費やすのが目的に沿うということではないだろうか。
学生の本分は勉強だ!色ペンなんて赤と青があれば十分だ!!と強く訴えたい。
そんな筆者が個人的には同じサイト内にあるサラサスタディはツボにはまった。学生時代、ペンのインクが最後まで使えたときには「やった!」という充実感が喜びだった。サラサスタディの売り上げが伸びることを期待したい。
文房具メーカーは顧客セグメントを再考する余地があるのではないだろうか。

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教育総研‘s EYE【賃貸アパート編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【賃貸アパート編】

デモクラシという会社が新しいタイプの賃貸住宅サービスをリリースした。外資企業の役員が長期滞在する時によく使われるサービスアパートメントとは違うらしい。

(株)デモクラシの社名は試作品などを表す「デモ」と民主化という意味の「デモクラシー」を合わせた造語という。ちょっと重めのネーミングだが創業社長の熱い想いが感じられる。

ホテルと賃貸住宅の間に位置するサービスアパートメントに対し、更にサービスアパートメントと賃貸住宅の間に位置するのがデモクラシが提供するカスタムアパートメントとなる。サービスアパートメントとの大きな差はその価格だろう。一般的なサービスアパートメントは東京で20/月程度から。それに対してカスタムアパートメントは家電レンタルを入れても9万円/月程度というから顧客セグメントが大きく異なると考えられる。

筆者は留学生の専門学校で講義を担当しているが、留学生の悩みの一つに一定期間しか使わない家電等の処理に困るということをよく聞く。日本ではごみを捨てることがとても難しく、かといって家電は必要だしある程度の機能は欲しいだろう。このサービスがもっと伸びて、3LDK程度の物件が出てくれば、増加傾向著しい留学生向けにも十分対応できるだろう。
リフューズ・リデュース・リユース・リサイクルの4Rはイノベーションの重要なキーワードだ。

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教育総研‘s EYE【独立系書店編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【独立系書店編】

アメリカで中小規模の独立系書店が伸びている。アマゾンに駆逐されたかと思われた町の本屋さんが生き残るだけではなく伸びているのには訳がある。


イノベーションは新しいものを創り出すことが必要なのではない。あるものを再定義することで新しい価値観が生まれることも立派なイノベーションだ。

今回の場合、①コミュニティ②キュレーション③コンベンニングがキーワードとなっている。他にもこのキーワードが当てはまる業態はあるだろうが、書店の場合には特に「知的な」ということがポイントだろう。
全てのキーワードの前に「知的」と付けるだけで書店だけが持つポテンシャルが際立つ。
本を売っていることに変わりはないが、Q(Quality)C(Cost)D(Delivery)で言うところでアマゾンは「配送方法」を変えた。書店は「価値」を変えた。Cを変えたのはkindleか、、

従来型のビジネスだからと言って時代の波に飲み込まれるだけではもったいない。まずは再定義することから始めてみようではないか。

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教育総研‘s EYE【ミルクラン編】

「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【ミルクラン編】

SUBARUが航空機部品の巡回集荷輸送「ミルクラン方式」を採用し、物流網を再構築するという。 ミルクランは英語表記でMilk run。その名から想像する通り、牛乳業者が酪農家の間を回って牛乳を引き取っていく様になぞらえた用語だ。語源を知るとおもしろい。

日本通運のサイトにはミルクラン方式についてこのような記載がある。

この方式は、すでにコンビニなどでは行われているし、特に新しい考え方ではないと感じるのは業界シロウトだからだろうか。
しかし、このシロウトには当たり前すぎてどうして今まで採用しなかったのかと思われることはどこにでもある話だ。
例えばどうして未だに学校の制服などは現金払いなのか、どうして美容院は月曜が休みなのか。。。
どうして、と思えることはイノベーションには貴重だ。

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教育総研‘s EYE【ばんそうこう編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【ばんそうこう編】

ニチバンから手術後用の大きいばんそうこうが発売された。サイズは15~20センチ大という。今までは大きい傷には2枚を繋げて貼るなどしていたが、一枚でまかなえるようになる。


筆者は10年ほど前、娘の運動会での保護者リレーで砂埃を巻き上げて大転倒し、いい歳をして膝をザクザクにけがをしたことがある。スエットを履いていたが穴が開いた。そのころはまだ大判のばんそうこうなど市販されておらず、治るまで大変だったことを思い出す。
閑話休題。
ばんそうこうの代名詞「バンドエイド」の誕生話は有名だ。ジョンソン&ジョンソンの愛妻家の社員が家事に不慣れな妻がけがをするたびに手当をしていたが、留守中にも一人で傷の手当てができるようにとバンドエイドを開発したと言われる。
この大判のばんそうこうにも麗しい秘話があってほしいと願う。
ちなみに、ばんそうこう業界で気になるのは「湿潤療法」という考え方。代表される製品として同じくジョンソン&ジョンソンの「キズパワーパッド」がある。前述した筆者の膝はキズパワーパッドが大活躍した。
擦り傷は乾かして直せと幼少期から刷り込まれていたのだが、これは真逆の発想だ。一般人にはどちらとも判断がつかないが、キズパワーパッドの効果は身をもって知った。こちらにも開発秘話があり、舞台はスウェーデンの軍隊とか。

どちらにせよ、人を助ける商品であることは間違いない。例えば人を助けられるならヒト化が著しいペット産業にもシフトできるということになる。既存商品を新市場向けにマイナーチェンジすることも一つのアイデアだ。

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教育総研‘s EYE【保冷ジェル編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【保冷ジェル編】

海外ではほとんど見ないが日本では当たり前になっている一つに保冷剤がある。昔は珍しくてとっておいた人もあったろうが、今は紙袋と同じく増え続ける家庭内の問題児だ。しかし、けがをしたときやお弁当の保冷にとても役立つので、ある程度は各家庭にストックがあるのではないだろうか。でも普通の保冷剤は凍らすと固くて発熱の場合になどはジェル状枕が適している。スポーツや医療の現場でもジェル状の保冷剤が大活躍という。


個人的に興味があるのは突き指用だ。子供が成長し、部活などを始めると急にけがが多くなる。突き指などは日常茶飯事。しかし放置するわけにもいかず適したサイズの保冷剤がないので冷やす部位に保冷剤をあて、別の手で押さえて身動きが取れなくなり困っていたのだが、このようなさまざまなサイズ展開があるのはとても便利だと思う。
どこにでもピンポイントで使える商品として冷却スプレーがあるが、最近見ない。調べると、スプレーは一時的なもので、氷の方が様々な理由から優れており、オシャレな氷嚢も出てきて一気にsすたれて衰退してしまったようだ。
氷嚢が優れているとはいえ、氷を入れるという仕組み上サイズ感や使用場所も限られるようで保冷ジェルの需要が伸びているという。
かなりニッチだが勝機はあるだろう。外国人が見たらビックリするに違いない。突き指にまで日本人はクールだ、と。

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教育総研‘s EYE【写真用プリンター編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【写真用プリンター編】

富士フィルムがスマホ用写真プリンターを発売した。今やデジタルデータ保存が主流となっている写真整理だが、やっぱりプリントしたいというニーズは根強いようだ。デジタル保存、共有が一般化した今だからこそ、印刷された写真をコラージュしてアルバムにしてプレゼントされたりすると特別感が際立つ。


今までも写真用プリンターはあった。しかし今回は「正方形である」ことがミソなのだ。そもそも、振り返ればフィルム業界では常識とされていたものにはあまり理由がないのではないかと思う。
昔々その昔、カメラのフィルムは12枚、20枚、36枚撮りという規格だった。理由は先行していたコダックの規格に右へ倣えしたからと言われている。それが、ある日24枚撮りの商品が出てきて24枚撮りがあたりまえになった。仕掛けたのはコニカだった。フィルムという差別化が困難な商品において枚数を増やすことは購買層には「お得感」という相当なインパクトがあった。ただ、それも各社がこぞって24枚撮りを出したのですぐに優位性は保てなくなり、フィルム枚数は一般の商品としては122436が定着している。

写真が長方形だったのも、一応なんとなく理由らしきものがある。
「長方形の方がドラマティックな構図になる」「人間の目は左右についているから横向きの視野をとらえることに向いている」「長方形の方が動きを表現できる」
しかし今流行っているのは正方形の写真だ。その理由ももっともらしく色々ある。
「正方形の方が女性的な表現だから」「正方形はありのままを表現するので本質が見える」
しかし恐らく理由の多くは「インスタがオシャレで流行ってるから」だろう。
ちなみにインスタグラムが正方形を採用したのは、「コダックのインスタマチックやポラロイドのインスタントカメラをリスペクトしていたから」という説が主流だ。
どちらにせよ、開発における技術的な背景はあまりないと思われる。
ならば流行ってる正方形対応商品をいち早くリリースして先発優位を勝ち取ろうということであろう。
イノベーションは常識を疑うことから始めてもいい。

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教育総研‘s EYE【携帯用クリーナー編】


~イノベーションの芽を感じる【携帯用クリーナー編】


シャープが携帯用クリーナーを発売する。出先での食べこぼしやソースの飛び跳ねなど、その場でなんとかしたいと思うことは誰にでも起こる困りごとだ。赤ワインには塩を盛るなど裏技もあるものの、グッズがあったら気になってしまう。


新しい市場に踏み出すキーワードとしては「川下化」「ファイン化」という2つが挙げられる。この商品は洗濯機を小さくしたと考えれば「ファイン化」だ。ファイン化するときには「携帯」は良くある手だろう。そもそも携帯電話も固定電話→親機と子機の分離→子機を家の中で持ち歩く→子機を外に持ち出したい→「携帯」となったと考えられる。
携帯用で市民権を得た同様のものとしては携帯用歯ブラシがあるだろう。今や女性化粧室では昼休み終わりや終業時間間近になるとよく見る光景だ。
女性のカバンは重いもの。メイク道具にはじまりホットカーラーやヘアアイロンまで持ち歩くツワモノも存在する。その中に紛れ込ませようとするにはサイズと重さが重要だ。携帯用歯ブラシの多くは重さ約25~30g。対してこのクリーナーは100g。これでも従来品の半分になったという。ちなみに折り畳み傘で軽量のものは100g前後。頻度を考えると、歯ブラシは毎日2回は使う。傘も日傘兼用なら毎日だ。最近流行りの携帯マグも恐らく中身を入れれば200gはあるだろう。
個人的には筆者のカバンは本当に重い。これ以上荷物を増やしたくないと毎朝持ち物を吟味するが軽くならない。この携帯用クリーナーはオフィスやレストランに置いておいてもらえるとありがたい。。。

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教育総研‘s EYE【翻訳機編】


~イノベーションの芽を感じる【翻訳機編】


「言葉の壁」を乗り越えることは万人の願いだろう。これはドラえもんの秘密道具「ほんやくコンニャク」がある調査ではベスト4入りしていることからもうかがえる。


翻訳機を別に持たなくても携帯のGoogle翻訳でもできる。しかしログバーの「イリー」はオフラインで使え、旅行シーンに特化したソフトを内臓し非常に小型だ。ややもするとあれもこれもと機能を盛り込みがちな日本の製品にしては特筆すべきところだろう。
まだまだ進化していくだろうと思われるが、MVP(ミニマム・バイアブル・プロダクツ)としてマーケットに出すには十分なクオリティだ。
イノベーションは世界を変える力があるというが、イリーが今後進化すれば世界が一つの大陸と化すことが各段に進むだろう。旅行の3種の神器としてグローバルWiFi、おサイフ携帯、イリーになるのかもしれない。

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