コミットメント

おはようございます。イノベーション人材育成の教育総研の岡本です。「周囲を巻き込む力」シリーズの第16回目は、コミットメントです。
新しいことを始めようとするとどうしても反対されたり協力を得られない場合が多々発生します。しかしここでくじけてはなりません。必ず反対は出るものだと思うことです。特に協力を得られない場合の表現の仕方で、「自分の立場ではどうすることも出来ないので今回は誠に申し訳ないが協力できない」ということがあります。ではこの場合どう対処すればいいのでしょうか。
相手は感情的な表現をしてきていますので、これにあなたが感情的に対応してしまうと万事休すになります。まずこの不都合だと考えられる状況を客観的に整理をしていき、その原因を明らかにし問題解決につなげていくのです。
いくつかのステップに分けて考えてみましょう。まず協力できないという根拠(要因)を明確にしていきます。時間的な事なのか、経費的な事なのか、人員的な事なのか、利害関係があるのかというようなことです。そして、誰が権限を持っているのか、どの立場であれば協力するという意思決定をしてくれるのか。ということを整理していきます。つまり人と要因ですね。
そしてそれらが明確になればこの要因のクリアに対処していく事になります。できれば協力していただきたい方と一緒に対処できればその後の協力関係もスムーズに進みます。もちろんはじめようとしている新しいことが周りを良くしていくという大義がある事が前提です。
ぜひ少しの批判や反対にくじけずに正しいことを自信を持って進めていってください。ファイト!