教育総研‘s EYE【冷蔵庫編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【冷蔵庫編】~

自宅に冷蔵庫が2台ある世帯はどれくらいあるだろうか。
中国家電大手ハイアールの日本法人アクアは冷蔵庫の「2台目需要」を狙った新商品「クールキャビネット」を発売した。



ホームパーティを頻繁に行うような富裕層にはもちろんピッタリなのだろうが、一般家庭にも需要はあるだろう。というのも一般家庭の筆者は最近2台目需要を実感しているからだ。子供が成長するにしたがってストックすべき食品の量は増え、クラブ活動ともなれば氷の必要量が爆発的に増える。先日も中学に上がった息子のバスケットクラブではアイシングのための凍ったタオルを10枚程度、プラス氷嚢に満杯の氷が必要になると聞いて言葉が出なかった。多くの共働き家庭ではそもそも冷蔵庫は常に一杯なのは想像に易い。スポーツをする中高生がいる家庭にも十分な需要はあると考えられる。言わば潜在顧客の掘り起こしはまだまだ行けそうだ。

イノベーションは全く新しいものを生み出す事ばかりではなく、従来のものを新しい用途や潜在顧客に向けて訴求することでも生まれるのではないだろうか。

行っています。628日(木)は熊本です。イベントページをご覧ください。