教育総研‘s EYE【独立系書店編】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【独立系書店編】

アメリカで中小規模の独立系書店が伸びている。アマゾンに駆逐されたかと思われた町の本屋さんが生き残るだけではなく伸びているのには訳がある。


イノベーションは新しいものを創り出すことが必要なのではない。あるものを再定義することで新しい価値観が生まれることも立派なイノベーションだ。

今回の場合、①コミュニティ②キュレーション③コンベンニングがキーワードとなっている。他にもこのキーワードが当てはまる業態はあるだろうが、書店の場合には特に「知的な」ということがポイントだろう。
全てのキーワードの前に「知的」と付けるだけで書店だけが持つポテンシャルが際立つ。
本を売っていることに変わりはないが、Q(Quality)C(Cost)D(Delivery)で言うところでアマゾンは「配送方法」を変えた。書店は「価値」を変えた。Cを変えたのはkindleか、、

従来型のビジネスだからと言って時代の波に飲み込まれるだけではもったいない。まずは再定義することから始めてみようではないか。

教育総研では地方創生のためのイノベーション人材を育成するために各地でセミナーを
行っています。83日(金)は広島です。イベントページをご覧ください。