教育総研‘s EYE【自動チェックイン機編】


~イノベーションの芽を感じる【自動チェックイン機編】

 ホテルのフロントマンがいよいよ不要になるのかもしれない。

 これまでも、ビジネスホテルでは自動精算機の設置が多くなってきていたが、チェックイン時はフロントでというスタイルだった。夕方の込み合う時間帯では長蛇の列ができていて、長距離移動後の疲れを増幅させていた。チェックイン機を使うためには旅行サイトなどで予約した時に発行されるQRコードがあればよい。法改正により、宿泊者名簿の正確な記載が必要となるが、そもそも旅行サイトではカードで支払うために本人登録してあるのだから正確性は増すと考えられる。刑事ドラマによくあるデタラメな住所や名前のケースも軽減するだろう。利用客にとっても面倒が一つ減る。

 最近出版された「ブルーオーシャンシフト」の中で、シチズンMホテルの事例が登場する。既存の仕組みを一から考え直し、撤廃・削減するサービスを洗い出すのだ。旅慣れた旅行者が真っ先に不要と思うものはフロントでのチェックイン作業とある。他にも、コンシェルジュが挙がっていた。理由は何かを調べる時、彼らは自分が使っているのと同じ検索サイトで調べているからというから笑えない。

 今もホテルマンは人気の職種の一つだろうが、単なる予約をチェックするだけの人は不要になる。数をこなすだけで笑顔も愛想も無いスタッフなど、ホテルに限らずサービス業界からの退出を余儀なくされる。

教育総研では地方創生のためのイノベーション人材を育成するために各地でセミナーを

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