教育総研‘s EYE【プラごみ編③】


~すでに起こっている未来を1週間で考える【プラごみ編③】

スタバのストローをきっかけにしてプラごみ問題を考える1週間。プラごみを完全に失くすことも、ストローを完全撤廃することも解決策としては非現実的だ。ではプラストローの代替品はどうだろうか。

一番簡易なものは紙だ。すでに市場にあり、性能としても溶けにくく口当たりもプラスチック製と遜色なさそうだ。他にも、竹製、金属製などがあるが、製品としての製造量、コスト面では劣る。マイ箸のように持ち運べるようにケースに入っているものもあるが、細長いものは洗いにくく、衛生面が気になるので箸のように普及するかは疑問だ。TV番組では野菜の空心菜やパスタで代用する場面もあり面白い。「そんなのナイわ~」とバカバカしく感じるものからアイデアは生まれるものだ。日本には存在しないが世界を見回せば代替品になり得るものがあるかもしれない。プラごみはグローバルな問題だ。ならば解決策もグローバル視点で考えたい。このような時にダイバーシティがモノを言う。育った環境、言語、年代が違うと発想にバリエーションが生まれる。「ナイわー」からイノベーションが生まれるのだ。


【開催間近】
教育総研では地方創生のためのイノベーション人材を育成するために各地でセミナーを
行っています。83日(金)は広島です。イベントページをご覧ください。