教育総研‘s EYE【プラごみ編②】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~すでに起こっている未来を1週間で考える【プラごみ編②】

スタバをはじめ、大手企業がプラスチック製品廃止に名乗りを上げた。今日はプラごみ問題の課題について考えたい。

最も焦点が当たっているのは環境問題だ。大切な海に毎年約900万tのプラごみが流れ着いている。大問題だ。しかし、問題をそのままにしておくのであれば単に騒いでいるだけだ。問題を課題に変換することで議論が前へ向く。

    


プラごみを完全廃止することは非現実的だろう。マトリックスでは右下の箱にあたる。ストローはごみ問題としては左上の箱だ。ただ、誰もが知っている物品で、無くても困らないと共感を得やすいのでインパクトは非常に大きい。率直に言葉を選ばずに言えば、環境保護団体の目の付け所はスバラシイ。(あのウミガメ画像がヤラセでないことを切に祈るばかりだ)解決できる問題で且つ大きな効果が見込めるように課題設定するにはどうしたらいいだろうか。例えば「割りばし」もやり玉に挙がったことがあった。数年たった今も割りばしは存在するが「マイ箸」の認知度が高まり多くの商品が店に並ぶ。今回のストロー問題でも新しい代替品や使われ方(環境にやさしいストローを通したライフスタイル)が出てくるだろう。明日はそのあたりを考えていこう。



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