教育総研‘s EYE【IH調理器編】


未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
~イノベーションの芽を感じる【IH調理器編】

調理家電の開発者のゴールはどこにあるのだろう。また新しい家電がリリースされた。
操作がリモコンでできるので、鍋をいただくときにどこからでも箸を付けることができる。

鍋の時に気を遣うのは座る場所だろう。メンバーを思い浮かべ、誰が鍋奉行かを察知しなければならない。この調理器ならば上席に座った鍋奉行にリモコンを渡すだけだ。先日の大阪の大規模地震では電気よりもガスが止まった地域が多かった。神戸の震災では電気も復旧に時間がかかったため「やっぱりガスでしょ」というCMがシニカルすぎると話題になったものだが、やっぱり電気調理器の方が安心感があるのは筆者だけではあるまい。しかもこの器具のコンセント部はマグネット式だ。誰かがケーブルに引っ掛けてもすぐに外れるところもよく考えられている。


機能美という言葉があるように、機能性に優れたものはシンプルで美しい。この調理器具はシンプルで美しいからこそ掃除も楽だ。コントローラーをリモコンにしただけでこんなに美しくなるものか。ガスコンロの進化も楽しみだ。

【開催間近】
教育総研では地方創生のためのイノベーション人材を育成するために各地でセミナーを
行っています。726日(木)は岡山です。イベントページをご覧ください。