教育総研‘s EYE【オンライン講座ガイド⑤】


「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
【オンライン講座ガイド⑤】
皆さん、こんにちは。
これからの人材教育にオンラインは欠かすことが出来ないツール。オンライン講座でどんなことが出来るのか、一緒に考えていきましょう。

■企業人材育成byオンラインを考える①■
今月は企業内人材育成のオンライン化について考えてみましょう。
「新しい生活様式」の中で、企業の人材育成はどうしたらいいのかと人事の方は頭を悩ませるところですね。今までは集合研修と職場でのOJTが中心だった教育体制でしたが、新入社員は入社式もそこそこに自宅待機。会社のことを何も知らない新人に客先と関わらせるなんてとんでもない!かといってこのまま自主性に任せるというのもどうしたものか、、人材育成部門は待ったなしです。

人材育成に関わってきた経験から私たちが断言できることがあります。それは、「プロに任せるべき事」と、「自社でまかなわなければならない事があるということです。
今までは、入社→集合形式での新人研修→職場に配置→OJT↔集合研修という形でした。新人研修は導入研修です。学生から社会人になって、新しい人生のスタートを切るための心構えを整えることが一番大きな目的です。ハッキリ言って、この新人研修でスキルを教えても身に付きません。現場を知らないので実感が伴わないのです。本当にスキルを教えて「理解」できるのは半年後あたりに実施する「フォローアップ研修」です。では、何もしないのか。となるのは早計です。今は新人の方々が慣れた方法で知識を身に付ける時期と割り切りましょう。

今の新人の方々は「デジタルネイティブ」です。物心ついた時からすでに両親のスマホに触れ、高校生になればテレビよりもYouTube。彼らはデジタルツールに物怖じすることはありません。

そんな彼らにはデジタルで教育することが効果的です。ただ、推奨すべき動画素材には注意が必要です。社内のオリジナル動画を取ることはかなりのハードルです。まずはありもので良質のものを選び、視聴して日報替わりのレポートを作成させるような「大学の授業」の様式がおすすめです。

新人の方と一緒に走りながら考えてみませんか。
皆様、今日も良い一日を!

過去の記事は以下のリンクをご参照ください。