教育総研's EYE【オンライン講座ガイド③】

「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
【オンライン講座ガイド③】
皆さん、おはようございます。
これからの人材教育にオンラインは欠かすことが出来ないツール。
オンライン講座でどんなことが出来るのか、一緒に考えていきましょう。

■オンライン講座実施報告③■
ベトナムと日本を繋いでオンライン講座を終日2日間に渡り実施しました。使ったシステムはZOOMとグーグルドライブ。事前課題も当日のグループワークも事後課題も問題なくできました。
今回はリーンスタートアップ方式、MVP(Minimum Viable Product)で勝負することを意識しました。
その中で工夫したことは、「集中力を持続させるためのコンテンツ」「参加意欲を高める仕掛け」です。
集中力を持続させるためには視覚的に興味を持てる画像や資料のコンテンツが必要です。講師だけが映って講義するのは最小限で、カラフルな資料を画面共有しながら説明を行いました。
資料は1枚にある程度の分量の文字や情報を入れるようにしました。1枚ワンメッセージではスライドがどんどん進み、「迷子」が続出します。資料はスライドではなく、パワーポイントで、話しているところをカーソルで示したり、その場で補足説明を書きこむことで「迷子」防止に役立ちました。また、引用する動画はできるだけ短いものを準備し、インパクトを重視しました。

全体的な分量は対面式よりも6割~7割程度に抑えた方が良い事も学びでした。
集中力の高まりが非常にスローで、受講生たちのエンジンがかかり出すのにとても時間がかかった印象があります。グループセッションも、やりだすのに時間がかかるのがオンラインの特徴ではないでしょうか。

時間に余裕を持って、足りないかと思うくらいでちょうどいいのです。

次回は参加意欲を高めるために工夫したことをお伝えします。