教育総研‘s EYE【オンライン講座ガイド⑦】

「未来のリーダーを育成する」教育総研‘s EYE
【オンライン講座ガイド⑦】
皆さん、こんにちは。
これからの人材教育にオンラインは欠かすことが出来ないツール。オンライン講座でどんなことが出来るのか、一緒に考えていきましょう。

■企業人材育成byオンラインを考える③
今月は企業内人材育成のオンライン化について考えてみましょう。
とうとう緊急事態宣言が解除され、オフィスへ出社できるようになりました。集合研修も実施する方向で動いています。
集合研修をそのまま旧スタイルで実施されることは難しいと考えられます。今までであれば、机を向かい合わせにグループ形式で配置し、コミュニケーションを取りながら他のメンバーの意見を聞く、というスタイルでした。他の人の意見を聞いて、自分の考え方を見直す気づきを得るというのは大きな集合研修のメリットでした。しかし、他者との会話がはばかられる今、みんなが講師の方を向いて講義を聞く。ワークは個人ワークではせっかくの研修の意味がありません。
そこでオンラインの出番です。
ひと言でいえば、集合研修もオンラインで済ませてしまえばよいのです。オンライン講座の実施はコストも時間もカットできます。
移動時間は馬鹿になりません。各事業所から1か所に集まるには時間もお金もかかります。前泊が必要になるケースも出てきます。そして今や新幹線などの移動にはリスクまでついてきます。取引先のある企業では、定期的に集合研修を企画実施されていましたが、北海道エリアと北陸エリアだけは数年に一度の実施に留まっていました。理由は、各事業所の人員が少数でスケジュールを開けることが困難であることと、コストの問題でした。また、関西圏で‘陸の孤島’と称されるところで研修に招聘されたときには、受講された方々に「こんな遠くまで来てくださってありがとうございます」ととても喜んでいただけました。
研修は必要、でも難しいと思っている企業こそ、オンライン講座を導入することが効果的です。
次回はオンライン講座実施への工夫をお伝えしたいと思います。

皆様、今日も良い一日を。

過去の記事は以下のリンクをご参照ください。
オンライン講座実施報告①
企業人材育成byオンラインを考える①